[21日 ロイター] - 米ホワイトハウスは21日、政府がこれまでに海外への提供を表明した8000万回分の新型コロナワクチンのうち5500万回分の具体的な提供先を発表した。
政府は2500万回分についてすでに優先的な提供先を発表。残りの5500万回分について、約75%に相当する約4100万回分をワクチンの公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX」を通して提供する。内訳は、約1400万回分が中南米・カリブ海諸国、約1600万回分がアジア諸国、約1000万回分がアフリカ諸国。
COVAXを通さない約1400万回分については、コロンビア、アルゼンチン、イラク、ウクライナ、ヨルダン川西岸とパレスチナ自治区ガザなどの「地域的な優先地」に配分される。
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