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[フランクフルト 11日 ロイター] - 米ファイザーと新型コロナウイルスワクチンを開発する独ビオンテックは11日、今年のコロナワクチンの出荷目標を約20億回分とし、従来の13億回分から引き上げた。
ドイツ国内の新施設が2月末に稼働を開始するのに伴い、出荷量が年間に最大7億5000万回分拡大するほか、特殊注射器を用いることで、ワクチンのバイアル(管瓶)1本で接種できる回数を従来の5回から6回に増やすことが可能になると説明した。
また、10日時点で3290万回分のワクチンを出荷したという。
ウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は新型ウイルス変異種に対してもワクチンの効果はあるとの見解を改めて示した上で、英国と南アフリカで検出された変異種に対する効果の追加的なデータを公表すると表明。英国の変異種については向こう7日間、南アの変異種については向こう10日間でデータを公表するとした。
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