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米CDC、各州にワクチン配布計画の策定要請 10月16日期限に

米疾病対策センター(CDC)が各州に対し、新型コロナウイルスワクチン配布計画を策定し、10月16日までに提出するよう求めることが分かった。写真はイメージ。4月撮影(2020年 ロイター/Dado Ruvic)

[22日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)が各州に対し、新型コロナウイルスワクチン配布計画を策定し、10月16日までに提出するよう求めることが、外部の医療専門家で構成するCDCの諮問機関、予防接種諮問委員会(ACIP)の概要説明から明らかになった。

ワクチン承認前に各州に対しワクチン配布計画の策定を求めることについて、CDC幹部は「ワクチン配布の初日に備える」ことが目的と説明した。

また、ACIPはこの日、コロナワクチンの利用が可能となった場合の優先的な接種対象者を決定する採決を予定していたが、10月28─29日に延期された。延期の理由は明らかにしていない。

概要説明によるとワクチンの配布は段階的に実施され、医療関係者、必須事業の従事者、高リスク疾患を抱える人、65歳以上の高齢者が初回のワクチン接種対象となる見通し。

ACIPによると、米食品医薬品局(FDA)がワクチンを承認した段階で、ACIPは緊急会合を開き、ワクチンの優先接種対象者を提言する見通し。

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