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米CDC、10月下旬のコロナワクチン配布に備えるよう各州に要請

 9月2日、米疾病対策センター(CDC)が全米各州の保健当局に対し、新型コロナウイルスの感染リスクが高いグループを対象に早ければ10月下旬にもワクチンを配布する用意を整えるよう要請したことが、CDCの文書で2日に明らかになった。ジョージア州アトランタで2014年9月撮影(2020年 ロイター/Tami Chappell)

[2日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)が全米各州の保健当局に対し、新型コロナウイルスの感染リスクが高いグループを対象に早ければ10月下旬にもワクチンを配布する用意を整えるよう要請したことが、CDCの文書で2日に明らかになった。

新型コロナワクチンを巡っては、トランプ大統領が11月の選挙で再選を目指す中、配布のタイミングが政治的な重要性を帯びている。

CDCの報道官はロイターに対し「初期計画の目的で、CDCは各州が個別のワクチン配布計画を立てる上での一定の想定項目を州当局に提示した。それには10月と11月に限定的な数量のワクチンを提供する可能性も含まれている」と述べた。

米紙ニューヨ-ク・タイムズ(NYT)はこれより先、CDCが全米50州と5つの大都市の当局者に、計画立案に必要な情報を伝えたと報じた。

また、米国立アレルギー感染症研究所のアンソニー・ファウチ所長はMSNBCの番組で、ワクチン臨床試験(治験)の被験者登録状況を考慮すると、11月か12月までにワクチン候補1種類の効果と安全性を判断するのに十分な臨床データが得られる可能性があると述べた。

NYTがウェブサイトに掲載した文書によると、CDCは早ければ10月下旬にも、1種類か2種類のワクチンが限定的な数量で供給可能になることを想定。まずは医療従事者や安全保障関係者、介護施設の入居者やスタッフなどリスクの高いグループが無料接種の対象となる。

新型コロナワクチンは米モデルナMRNA.Oや英アストラゼネカAZN.L、米ファイザーPFE.Nが開発で先行している。

CDCの文書では2種類のワクチン候補について、それぞれ摂氏マイナス70度と同マイナス20度での保存が必要と説明している。こうした保存要件は、ファイザーとモデルナのワクチン候補の特徴と合致する。

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