[ニューヨーク 21日 ロイター] - アザー米厚生長官は21日、米国で来年1月末までに約5000万人が1回目の新型コロナウイルスワクチンを接種する見込みと語った。現在承認されているコロナワクチンは2回の接種が必要。
さらに、米国では2月終盤から3月にかけて一般接種に向けて前進し、第2・四半期末までに接種を希望する人全員にワクチンが行き渡る可能性があるとの見通しを示した。
米国ではこの日、国内で承認された2種類目のコロナワクチンであるモデルナ製のワクチンの接種が始まった。さらに、先週から接種が始まっているファイザー・独ビオンテック製のワクチンの高齢者施設での接種も開始された。
また、英国で確認された新型コロナ変異種について、米政府の新型コロナウイルスのワクチン開発を加速する「ワープ・スピード作戦」のスラウイ首席顧問は、感染力が一段と強いことを示す証拠はないと述べたほか、変異種がコロナワクチンに問題を呈することはないとの認識を示した。
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