[1日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は1日、米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が開発した新型コロナウイルスワクチンと深部静脈で血液が凝固するまれな症例との関連性を指摘し、ワクチンの副作用として記載するよう勧告した。
さらに、体が血小板を誤って攻撃することで起こる出血性疾患、免疫性血小板減少症(ITP)についても、J&Jと英アストラゼネカのワクチン製品情報に、頻度不明の副反応として追記するよう勧告した。
J&Jは、これらの症状が発生する可能性は非常に低いとしながらも、EMAを含む当局との緊密な連携を継続し、製品情報を適宜更新する方針を示した。
私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」