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欧州、J&J汚染発生時期のワクチン使わず=当局

[11日 ロイター] - 欧州医薬品庁(EMA)は11日、米医薬品・日用品大手のジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)の新型コロナウイルスワクチンについて、予防措置として、米国の工場での製造過程で汚染問題が発生した時期に欧州向けに作られたものを使わないと発表した。

何回分のワクチンを不使用とするかは述べなかったが、ロイターはこれまでに、何百万回分ものワクチンに相当すると報じている。6月末までに5500万回分を欧州に納入するJ&Jの目標達成が難しくなりそうだ。

J&Jはロイターの問い合わせにすぐには応じなかった。

EMAは、医薬品受託製造会社のエマージェント・バイオソリューションズが運営するメリーランド州の工場で4月、J&Jのワクチンに別のワクチンの成分が混ざってしまったことを認識していると述べた。米当局は当初、同工場でのJ&Jワクチン製造を停止し、J&Jに工場での製造を任せた。

EMAは、汚染されたワクチンが欧州向けではなかった上、欧州に納品されたワクチンは汚染の影響を受けていないとしている。

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