[31日 ロイター] - 米バイオ医薬品会社ノババックスは31日、同社が開発する新型コロナウイルスワクチンについて、年内に予定していた米食品医薬品局(FDA)への緊急使用許可(EUA)承認申請を来月に延期すると発表した。
ノババックスはワクチン開発や製造の遅れから、米国での承認申請をこれまでに複数回延期している。
6月には、米国で実施しているワクチン候補の後期臨床試験(治験)データで、デルタ変異株を含む新型コロナウイルスに対し90%以上の有効性を示したと発表していた。
また、オミクロン変異株に特化したワクチンの開発を継続するとし、2022年第1・四半期に臨床試験を開始する計画としている。
日本では、 武田薬品工業が厚生労働省にノババックス製ワクチン候補の製造販売承認申請を行ったと発表した。
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