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J&Jやシノバックワクチンなど、オミクロンへの効果低下=研究

米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や中国医薬集団(シノファーム)製の新型コロナウイススワクチン、ロシア製の「スプートニクV」が、オミクロン変異株に対し効果が低いことが、ヴィル・バイオテクノロジーの部門などが実施した査読前の研究結果によって示された。写真は2月9日撮影(2021年 ロイター/Dado Ruvic)

[17日 ロイター] - 米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)や中国医薬集団(シノファーム)製の新型コロナウイススワクチン、ロシア製の「スプートニクV」が、オミクロン変異株に対し効果が低いことが、ヴィル・バイオテクノロジーの部門などが実施した査読前の研究結果によって示された。

モデルナ、アストラゼネカ、ファイザー・ビオンテック製のワクチンについては、オミクロン株に対し感染抑制で効果のある中和活性は維持されるものの、抗体の反応は大きく低下するという。ただ、過去に新型コロナに感染した人がワクチンを接種した場合、効果の低下はさほど顕著でないことも分かった。

また、グラクソ・スミスクライン(GSK)とヴィルが共同開発した新型コロナ治療薬「ソトロビマブ」のオミクロン株に対する効果は低下、リジェネロン・ファーマシューティカルズやイーライリリーの抗体治療薬は効果がほぼなくなることも示された。

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