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米ファイザーのコロナワクチン、9割超に効果 近く緊急使用申請

[9日 ロイター] - 米製薬大手ファイザーは9日、独バイオ医薬ベンチャーのビオンテックと共同開発する新型コロナウイルス感染症ワクチンの臨床試験(治験)で感染を防ぐ確率が90%以上に達したと発表した。

発表によると、現時点で安全性を巡る重大な懸念はなく、今月中にもワクチンの緊急使用に関する米当局の承認を求める見通しという。

ファイザーのブーラ会長兼最高経営責任者(CEO)は「感染率が過去最高に達し、病院が対応能力の限界に近づき、経済再開も難しく、世界が最もワクチンを必要としている今、ワクチン開発プログラムにおいて重大な節目に達した」と述べた。

ビオンテックのサヒンCEOはロイターに対し、ワクチンの免疫効果は1年間持続するとの楽観的な見方を示したが、まだ確実ではないとした。

バンダービルト大学の感染症専門家、ウィリアム・シャフナー氏は「多くの人が予想していた以上の素晴らしい結果だ」と指摘。「治験はまだ終了していないが、データは非常に堅実なようだ」と述べた。

発表を受け、S&P500先物が過去最高値を更新。欧州市場では航空各社の株価が上昇したほか、ファイザーは寄り前の取引で12.5%高、ビオンテックの米上場株は21%高となっている。

ファイザーは16歳から85歳までの感染者に対するワクチンの緊急使用に向け米当局に承認を求める見通し。そのためには治験参加者4万4000人の約半数からの安全性に関する2カ月間のデータが必要という。

ファイザーとビオンテックは米政府と19億5000万ドルの契約を締結しており、今年から1億回分のワクチンを供給する。また、欧州連合(EU)、英国、カナダ、日本とも供給契約を結んでいる。

すでにワクチン製造に着手しており、年内に最大5000万回分(2500万人分)が製造される見込み。21年には最大13億回分のワクチンを製造するという。

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