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ファイザー製ワクチン、5歳未満の接種認可延期 データさらに収集

 米食品医薬品局(FDA)は11日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、生後6カ月から4歳までの乳幼児の接種に関する決定を少なくとも2カ月遅らせると発表した。さらなるデータが必要だとしている。写真はファイザー社提供(2022年 ロイター)

[11日 ロイター] - 米食品医薬品局(FDA)は11日、米製薬大手ファイザーと独バイオ企業ビオンテックが共同開発した新型コロナウイルスワクチンについて、生後6カ月から4歳までの乳幼児の接種に関する決定を少なくとも2カ月遅らせると発表した。さらなるデータが必要だとしている。

FDAは早ければ来週にも初期の試験データに基づき接種に関する決定を行い、政府が21日からワクチン接種を始める予定だった。

FDAによると、2社の緊急認可申請後に提出されたデータを精査したところ、承認の可否を決める前にさらなるデータが必要だと判断したという。

ワクチンは3回接種される予定だが、両社は今月初め、FDAの要請で最初の2回分の接種に関するデータを提出していた。4月上旬には3回接種のデータが得られるとしている。

米国の生後6カ月から4歳までの子どもの数は約1800万人。

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