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G7はCOVAXにワクチン寄付を、ユニセフが緊急対応要請

国連児童基金(ユニセフ)のヘンリエッタ・フォア事務局長は17日、インドの輸出制限により新型コロナウイルスワクチン不足が深刻となっている問題を巡り、主要7カ国(G7)に対し、緊急対応として、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX」への寄付を呼び掛けた。写真はアストラゼネカのワクチン、13日撮影(2021年 ロイター/Leonhard Foeger)

[ジュネーブ 17日 ロイター] - 国連児童基金(ユニセフ)のヘンリエッタ・フォア事務局長は17日、インドの輸出制限により新型コロナウイルスワクチン不足が深刻となっている問題を巡り、主要7カ国(G7)に対し、緊急対応として、ワクチンの公平な分配を目指す国際的な枠組み「COVAX」への寄付を呼び掛けた。

インドは感染第2波が猛威を振るう中、ワクチンを確保するため、COVAX向けに約束していた国内ワクチン生産大手セラム・インスティチュートが生産する英アストラゼネカのワクチンの輸出を制限している。

COVAXを通じたワクチン供給を管理するユニセフは、5月末には1億4000万回分、6月末には約1億9000万回分のワクチンが不足するとみている。

フォア氏は「直ちに利用可能な余剰分を分配することは最低限、必須かつ緊急の対応であり、今まさにそれが必要だ」と述べ、これにより、ぜい弱な国が次のホットスポット(感染多発地域)になるのを防ぐことができると強調した。

世界保健機関(WHO)も先週、主要国に対し、子どもにワクチンを接種するよりも「COVAX」を通して貧困国にワクチンを寄付するよう呼び掛けた。

フォア氏は科学情報分析会社エアフィニティーの新たな研究に言及し、G7諸国が6、7、8月にかけて利用可能な供給量の20%を提供すれば、約1億5300万回分のワクチンを寄付することができると指摘。その場合でも、G7は自国民へのワクチン接種目標を達成できるとの見解を示した。詳細には触れなかった。

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