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ワクチン特許権巡る交渉、WTOの意義示す好機=米USTR代表

米通商代表部(USTR)のタイ代表は13日、新型コロナウイルスワクチン特許権の一時放棄を巡る世界貿易機関(WTO)での交渉はWTOの意義を世界に示すチャンスだと述べた。写真はタイ代表。4月28日撮影(2021年 ロイター/Sarah Silbiger)

[ワシントン 13日 ロイター] - 米通商代表部(USTR)のタイ代表は13日、新型コロナウイルスワクチン特許権の一時放棄を巡る世界貿易機関(WTO)での交渉はWTOの意義を世界に示すチャンスだと述べた。

下院歳入委員会で、製薬会社を含むあらゆる立場からの懸念を考慮して交渉に臨むと表明。「WTOは加盟164カ国全ての同意が必要な中で、迅速に行動し、合意に導いた実績がさほどない」とし、特許権の一時放棄を巡る交渉は「WTOにとって人類に対する意義を示す好機だ」とした。

その上で、この問題において米政府がリーダーシップを発揮し、人命救助とより迅速な世界経済の成長回帰につながる解決策に達することを目指しているとし、これによって米国は恩恵を享受すると指摘。特許権の一時放棄は、世界中でのワクチンの生産拡大と公平な流通促進に必要な数多くの措置の一つに過ぎないとした。

航空機メーカーへの補助金を巡る欧州連合(EU)との通商紛争については、今夏に期限を迎える4カ月間の関税停止期間内での解決に向けて「非常に真剣に」取り組んでいると述べた。

対中政策については、バイデン政権は「米国の労働者に損害を与え、多国間システムを弱体化させ、基本的人権を侵害する中国の不公平な貿易慣行を非難することをためらわない」と言及。「米国は公平な競争を歓迎する。ただし、中国が国際的なルールや規範を適用しようとしない、あるいはできないのであれば、公平な競争の場を作る必要がある」とした。

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