[ハノイ 14日 ロイター] - ベトナム国営テレビの報道によると、同国の保健当局は、ロシア政府が認可した新型コロナウイルス感染症ワクチンを購入する方針。ただ同時に、独自ワクチンの開発も継続していくという。
ロシア政府は12日、同国が認可した新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種を2週間以内に開始することが可能だと発表。このワクチンが安全性に欠けるとの批判が出ていることについては「根拠がない」と一蹴した。
ベトナム保健当局はロシア製ワクチンの購入数量や入手時期については明らかにしなかった。ベトナム独自のワクチンは2021年末までに完成する見通し。
ベトナムは当初、新型コロナの早期封じ込めに成功したものの、中部の観光都市ダナンで7月に再び感染例を確認。国内の複数都市に感染が飛び火していることから、これ以上の感染拡大抑制に腐心している。
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