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世界ワクチン供給は不均衡、ブースター発注すべきでない=WHO

世界保健機関(WHO)は12日、新型コロナウイルスワクチンが世界各国に十分に行き渡っていない状況で、富裕国はワクチンブースターショット(追加ワクチン接種)を発注すべきでないとの認識を示した。写真は7月10日撮影(2021年 ロイター/Jose Luis Gonzalez)

[ジュネーブ 12日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は12日、新型コロナウイルスワクチンが世界各国に十分に行き渡っていない状況で、富裕国はワクチンブースターショット(追加ワクチン接種)を発注すべきでないとの認識を示した。

WHOのテドロス事務局長は、インドで最初に検出された感染力の強い「デルタ」変異株の感染がこれまでに世界104カ国超で確認され、感染者や死者が再び増加していると指摘。「新型コロナワクチン供給を巡る世界的格差は極めて不均衡かつ不公平だ。他国でワクチンが医療従事者やウイルスに最も脆弱(ぜいじゃく)な人々に供給される前に、一部の国・地域は数百万回分のブースターを発注している」と批判した。

さらに、米製薬ファイザーとモデルナがワクチン接種率の高い国にワクチンブースターを提供していると指摘し、これらワクチンを公平な分配を目指す国際的枠組み「COVAX」に差し向けるべきと強調した。

WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏も、他国で脆弱な人々が命を落としているにもかかわらず、各国が貴重なワクチンをブースター向けに使用すれば、後にこうした状況に「怒りと恥を感じるだろう」と述べた。

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