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WHO、新型コロナ「公衆衛生の緊急事態」継続 慎重な対応必要

世界保健機関(WHO)は30日、新型コロナウイルスについて、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」という最も高い警戒を要する評価を維持した。中国在住ドイツ人へのワクチン接種、北京で5日撮影。(2023年 ロイター/Thomas Peter/File Photo)

[30日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は30日、新型コロナウイルスについて、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC)」という最も高い警戒を要する評価を維持した。

パンデミックは「移行期」にある可能性が高く、「潜在的な悪影響を軽減する」ため引き続き慎重な管理が必要と指摘した。

WHOは、3年前に新型コロナでPHEICを宣言した。これまでに680万人以上が死亡している。

ワクチンや治療法が開発され、パンデミックを巡る状況は大きく変化したが、昨年12月、WHOの専門家は、ゼロコロナ政策解除後の中国の感染状況が見通せないことから、PHEICはまだ解除できないとの見方を示していた。

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