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世界的にデルタ株が主流に、アフリカ感染状況を懸念=WHO

6月18日、世界保健機関(WHO)の主任科学者ソミヤ・スワミナサン氏は、新型コロナウイルスのデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)が世界的に主流になりつつあると述べた。写真は2015年1月、ジュネーブで撮影(2021年 ロイター/Pierre Albouy)

[ジュネーブ 18日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)の主任科学者ソミヤ・スワミナサン氏は18日、新型コロナウイルスのデルタ株(インドで最初に見つかった変異株)が世界的に主流になりつつあると述べた。

スワミナサン氏は記者会見で「デルタ株は感染力が強いため、世界的に主流になりつつある」と述べた。

また、WHOで緊急事態対応部門を統括するマイケル・ライアン氏は、アフリカでの感染拡大を引き続き懸念していると述べた。

アフリカの新規感染者数は世界全体の約5%、死者数は約2%でしかないが、ナミビア、シエラレオネ、リベリア、ルワンダで先週、新規感染者数が倍増。ライアン氏は「極めて懸念すべき軌道に乗っている」とし、「感染力が強い複数の変異株が出現する中、アフリカで数多くの人がワクチンで守られていないという過酷な現実に直面している」と述べた。

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