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中東のコロナ感染、最悪の状況になる恐れ=WHO

世界保健機関(WHO)は14日、一部の中東諸国の新型コロナウイルス感染急増について、感染力の強い変異株「デルタ」の拡大やワクチン不足により最悪の状況になる恐れがあると指摘した。写真はWHOのロゴ。2020年2月7日にジュネーブで撮影。(2021年 ロイター/Denis Balibouse)

[カイロ 14日 ロイター] - 世界保健機関(WHO)は14日、一部の中東諸国の新型コロナウイルス感染急増について、感染力の強い変異株「デルタ」の拡大やワクチン不足により最悪の状況になる恐れがあると指摘した。

中東地域では来週からイスラム教の祝日(イード・アルアドハー)に入るため、多数の人が集まる宗教行事などが行われ、感染が拡大する可能性がある。

WHOの中東部門は「感染拡大が続き、数週間以内にピークに達し、最悪の状況になる可能性があると警戒している」との声明を発表した。

感染予防対策が守られず、現状に満足している状況が地域社会で見られ、低いワクチン接種率や新たな変異株の広がりで感染状況が深刻になるとの見方を示した。

WHOによると、感染者と死者の数は8週間ほど減少傾向にあったが、リビア、イラン、イラク、チュニジアで大幅に増加。レバノンやモロッコでも急増する見通しという。

特にチュニジアは、中東・アフリカ地域ではコロナ感染による死亡率が最も高い。イランでは7月上旬までの4週間で1日当たり感染者がほぼ倍増した。

パキスタン、アフガニスタン、ソマリア、ジブチおよび中東諸国を含む東部地中海地域で報告されたコロナ感染者数は1140万人を突破し、死者は22万3000人を上回っている。

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