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メンタルヘルス問題、世界で数十万人が拘束下で生活=国際人権団体

 10月6」日、国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は、世界の約60カ国でメンタルヘルス問題を抱える数十万人の人々が鎖につながれて生活しているとする報告書を公表した。写真は都内で昨年1月撮影(2020年 ロイター/Issei Kato)

[アブジャ 6日 ロイター] - 国際人権団体ヒューマン・ライツ・ウォッチ(HRW)は6日、世界の約60カ国でメンタルヘルス問題を抱える数十万人の人々が鎖につながれて生活しているとする報告書を公表した。

10月10日の「世界メンタルヘルスデー」を控えて公表された報告書は、メンタルヘルスのサポートなどを与えることなく、家族や機関がこうした人々の意思に反してしばしば身体を拘束し、狭いスペースで寝食や排せつをさせている、と指摘した。

報告書は約800件のインタビューを基に、中国、ナイジェリア、メキシコといった国々では心理社会的障害を抱えた人々は何年も拘束(木に鎖でつながれたり、ケージに閉じ込められたり、家畜小屋に入れられたり)されて生活することがあるとした。

HRWの障害者権利担当シニアリサーチャー、クリティ・シャーマ氏はインタビューで「われわれは宗教、社会的階層、経済的階級、文化、民族のいたる所で拘束の慣習を見いだした。これは世界中で見られる慣習だ」と指摘。「メンタルヘルス問題を抱える人は魔法をかけられた、もしくは取りつかれた、または罪を犯した」との考えが多くの国で見られると述べた。

中国外務省、メキシコ保健省からは今のところコメントを得られていない。

ナイジェリア保健省の報道官は報告書を見ていないとして、コメントを避けた。

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