[北京 16日 ロイター] - 中国重慶市は16日、サル痘感染者1人を確認したと発表した。中国本土で初のケースとみられる。
同市の保険当局によると、感染者が海外から到着後、新型コロナ規制に絡む隔離期間中に発疹などの症状が現れた。接触者も全て隔離され、観察下に置かれているという。
サル痘が風土病でない約90カ国で、これまでに6万人以上の感染者が報告されており、世界保健機関(WHO)は国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態に相当すると宣言している。
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