[6日 ロイター] - 米厚生省は6日、サル痘と天然痘双方向けワクチンを同省支援で開発したデンマークのバイオ医薬品会社、ババリアン・ノルディックに対して3万6000回分を今週に追加納入するよう指示したと発表した。
同ワクチンの米戦略国家備蓄3万6000回分を補強するためで、同備蓄が減ってきたことなどに対応するという。
ババリアンの手元にはまだ米政府分のワクチンが100万回分以上ある。必要なら追加で1640万回分の用意もできるという。
厚生省当局者は先週の記者会見で、ババリアンのワクチンはこれまでの貯蔵温度より低温で保存すれば、備蓄期間を約2年延長できるとしていた。
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