[シカゴ 10日 ロイター] - 米疾病対策センター(CDC)のワレンスキー所長は10日、サル痘の検査能力を民間試験所も含めて拡大するために、米食品医薬品局(FDA)や米公的医療保険を統括するメディケア・メディケイド・サービス・センター(CMS)と協議していると述べた。
米国でのサル痘の予備検査は現在、69の公衆衛生研究所を通じて行われ、こうした研究所から送られる結果をCDCが確認している。感染症専門家はサル痘の感染を封じ込めるためには検査を日常診療の一環として行う必要があると訴えている。
米国ではこれまでに16州で45人の感染者が確認された。既に約300回の検査を行ったが、先週の検査数は45%増加した。
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