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遺伝子操作のブタ心臓を人間に移植、米で世界初 術後順調

[シカゴ 10日 ロイター] - 米メリーランド大学医学部は10日、末期の心臓病を患う米国人男性(57)に遺伝子操作したブタの心臓を移植する手術を世界で初めて行ったと発表した。患者は順調に回復しているという。

ブタは人間と臓器がよく似ているため、長らく移植に利用できるとされてきた。これまで、遺伝子の違いによる拒絶反応や感染症のリスクとなるウイルスが原因で失敗してきたが、有害とみられる遺伝子を編集することで、こうした問題への対応が進められている。

執刀したバートリー・グリフィス医師は「画期的な手術で、臓器不足危機の解決に一歩近づいた」と述べた。臓器移植を待つ米国人は約11万人で、移植を待たずに死亡する患者は毎年6000人以上に上るという。

今回の手術は実験的なもので、食品医薬品局(FDA)が昨年末に手術を認めた。

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