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五輪=ジカ熱不安なら参加取りやめ検討を、米委員会が選手に通達

[ニューヨーク 8日 ロイター] - 米国オリンピック委員会(USOC)は、8月にリオデジャネイロで五輪が開催されるブラジルでジカ熱が爆発的に流行していることを受け、1月下旬に各競技連盟のトップらと電話会議を行った。会議参加者によると、USOCは、ジカ熱に対する不安がある選手やスタッフは参加取りやめを検討すべきだと伝えた。

 2月8日、米国オリンピック委員会(USOC)は、8月にリオデジャネイロで五輪が開催されるブラジルでジカ熱が爆発的に流行していることを受け、1月下旬に各競技連盟のトップらと電話会議を行った。会議参加者によると、USOCは、ジカ熱に対する不安がある選手やスタッフは参加取りやめを検討すべきだ、と伝えた。写真は2日にリオデジャネイロで撮影(2016年 ロイター/Ricardo Moraes )

電話会議に参加したUSAフェンシングのプレジデント兼理事長のドナルド・アンソニー氏によると、USOCは、ブラジルへの渡航を安心できない人は行くべきでない、と各競技組織のトップに語ったという。

同氏によると、USOCは妊娠している可能性があったり、妊娠するかもしれない女性を特に心配していたと語った。

妊婦が感染すると赤ちゃんの発育に悪影響を与えるとされるジカ熱が流行していることを受け、世界保健機関(WHO)は2月1日、緊急事態を宣言。米疾病対策センター(CDC)は、妊婦や妊娠する可能性がある人は、ジカ熱の流行地域への渡航を控えるべきと勧告している。

USOCの広報担当者、マーク・ジョーンズ氏は、USOCのスポーツ・パフォーマンス部門代表、アラン・アッシュリー氏と他の幹部が電話会議で、各競技組織のトップにCDCの勧告を説明したことを確認した。

USOCは、CDCとWHOとは別に、選手向けに個別の勧告は出していない。

USOCの別の広報担当者、パトリック・サンダスキー氏は8日の声明で、USOCが選手に対して五輪参加を再検討すべきだと提言したとの報道は正確ではないとした。ただ、同氏がどの報道に言及していたかは不明。

同氏は「米選手チームはオリンピックを心待ちにしており、USOCが資格のある選手の参加を阻止したことはなく、今後もそうすることはない」と主張した。

USOCとの電話会議に参加した馬術連盟の幹部、ウィル・コネル氏は、USOCは決定を選手個人やスタッフに任せるとしていたと語った。また、多くの選手が参加を取りやめたり、試合が予定通り行われないことへの懸念は示されなかったという。

国際オリンピック委員会は各国委員会に宛てた1月29日付の書簡で、状況を注視しているとした上で、五輪開催に自信を示した。

オーストラリアとニュージーランドのオリンピック委員会は、妊婦が感染した場合の危険性を既に選手に伝えている。

ニュージーランドのオリンピック委員会は、参加取りやめを希望する選手がいる場合、委員会はその決定をサポートするとしている。

*内容を追加します。

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