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欧州でコロナ再拡大、イタリア非常事態延長 ドイツ抑制策強化

欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大する中、イタリアが非常事態宣言の期限を来年1月末まで延長したほか、ドイツとベルギーが感染拡大抑制策を強化、フランスは新たな制限措置を導入すると発表した。ナポリで6日撮影(2020年 ロイター/CIRO DE LUCA)

[ローマ/ベルリン/ブリュッセル/アムステルダム/パリ 7日 ロイター] - 欧州で新型コロナウイルス感染が再拡大する中、イタリアが非常事態宣言の期限を来年1月末まで延長したほか、ドイツとベルギーが感染拡大抑制策を強化、フランスは新たな制限措置を導入すると発表した。オランダでも感染が急拡大する中、議会でマスク着用の義務化の是非が討議された。

イタリアは7日、今月半ばで期限を迎えるはずだった非常事態宣言を延長すると同時に、全国レベルで屋外でのマスク着用を義務付け、感染拡大抑制を強化。屋外でのマスク着用は首都ローマのほか、ラツィオ州など一部地域ですでに義務化されているが、全国レベルで8日付でのマスク着用が義務化される見通し。

イタリアでは3月から5月にかけて厳しいロックダウン(都市封鎖)措置が実施されたことで感染拡大に歯止めがかかっていたが、過去2カ月間に再拡大。保健省によると、過去24時間の新規感染件数は3678件と、4月以降で初めて3000件を超えた。

ドイツでも過去2カ月間、感染が拡大し、6日には首都ベルリンでレストランやバーなどの深夜営業が禁止された。この日は高リスク地域に指定された地域の住民による居住地域外の宿泊施設利用を禁止することで各州政府が合意したと、独DPA通信が報じた。

ベルリンでは12地区のうち4地区が高リスク地域に指定。シュレースヴィヒ・ホルシュタイン州とラインラント・プファルツ州もリスク地域に指定されている。

ベルギーの首都ブリュッセルでは、過去2週間で住民10万人当たりの感染件数が502件となったと保健当局が発表。当局によると、感染の度合いがこの水準に達するのは欧州27カ国の首都の中でスペインのマドリードに次いで2件目。

感染拡大を受け、ブリュッセルでは8日から1カ月間にわたりバーやカフェなどの営業が停止される。同様の措置はフランスの首都パリでも6日から実施されている。ベルギー当局は9日に会合を開き、学校や大学の対面授業継続に向けた対策を協議する。

フランス保健当局はこの日、過去24時間で確認された新型コロナ感染者が1万8746人と、6日の1万0489人から大幅に増加し、過去最多を更新したと発表。これを受け、マクロン首相は感染が拡大している地域で新たな制限措置を導入すると発表した。

オランダはこれまで検査実施と感染者追跡で感染拡大の抑制に努めてきたが、過去1カ月間に感染が急拡大。1日当たりの新規感染件数が過去最悪となる約5000件に達する中、7日には公共の場でマスク着用を義務化するか議会で討議された。

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