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台湾、コロナ対応の詳細な事後検証必要=蔡英文総統

6月21日、台湾の蔡英文総統は21日、新型コロナウイルス感染者が1カ月超ぶりに100人を下回ったのを受け、世界的流行(パンデミック)終息後に感染拡大への対応を詳細に検証する必要があるとの見解を示した。新北市のワクチン接種会場で15日撮影(2021年 ロイター/Ann Wang)

[台北 21日 ロイター] - 台湾の蔡英文総統は21日、新型コロナウイルス感染者が1カ月超ぶりに100人を下回ったのを受け、世界的流行(パンデミック)終息後に感染拡大への対応を詳細に検証する必要があるとの見解を示した。

台湾は域内での感染拡大を受け、先月から私的な集会に対する規制強化や娯楽施設閉鎖などの措置を講じている。

蔡総統は地元テレビに対し、当局は感染第1波にはうまく対応したと指摘。しかし、「第2波はさらに厳しいもので、初期に隙をつかれる形となった」と述べた。

先月に感染が急増した際、当局は検査への対応が限定的だったことなどで野党勢力に厳しく批判されたが、その後は迅速に対応した。

総統は、「感染が終息したら、これまでの対応を詳細に検証し」、感染予防体制を強化しなければならないと述べた。

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