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貸株業務の収入が低迷、株高でヘッジファンドの空売り減少

世界的な株高でヘッジファンドの空売りが減っていることを背景に、資産運用会社や証券会社の貸株事業の収入が減少している。写真は東京証券取引所の株価ボードの前で取引状況を伝えれテレビリポーター。10月2日撮影。(2020年 ロイター/Kim Kyung-Hoon)

[シンガポール/香港 12日 ロイター] - 世界的な株高でヘッジファンドの空売りが減っていることを背景に、資産運用会社や証券会社の貸株事業の収入が減少している。

調査会社データレンドによると、9月30日までの1年間の貸株事業収入は前年比15%減少。7-9月の同収入は18億ドルと、過去4年間で最低だった。

地域別では、アジアと米国の収入減少が目立つ。

K2アセット・マネジメントのリサーチ部門責任者は「中央銀行からの潤沢な流動性供給で、空売りのポジションを維持することが難しいマクロ環境となっている」と述べた。

米資産運用会社ブラックロックBLK.Nの4-6月の収入の約6%は貸株事業の収入。ステート・ストリートSTT.Nは同4%だった。

アーガス・リサーチの金融サービス調査担当ディレクターは「ブラックロックなどは、証券貸与事業の収入低迷が痛手となる公算が大きい」と指摘。同事業の収入が取引手数料を下げる原資になっているとの見方を示した。

ブラックロックはコメントを控えている。

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