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英当局、研究目的でのヒト受精卵遺伝子編集を許可

 2月2日、英国の研究チームは1日、研究目的で行うヒト受精卵の遺伝子編集に対し、当局からの許可が下りたと発表した。写真はロンドンで昨年4月撮影(2016年 ロイター/Stefan Wermuth)

[ロンドン 2日 ロイター] - 英国の研究チームは1日、研究目的で行うヒト受精卵の遺伝子編集に対し、当局からの許可が下りたと発表した。一方、この作業で使用される技術が、遺伝子操作で望みの身体的特徴を持たせた「デザイナーベビー」の誕生につながる可能性がある、と危惧する声も聞かれる。

「ヒト受精・発生学委員会(HFEA)は、ヒト受精卵に新たな「遺伝子編集」技術を施す応用研究の実施を許可した」と、フランシス・クリック研究所の幹細胞研究者、キャシー・ニアカン氏の研究チームは述べた。

同チームによると、作業では、受精後の卵子の最初の7日間の動きに注目、1単細胞がおよそ250の細胞に分裂していく様子を見ていくとし、あくまで研究が目的という。

臨床目的での遺伝子組み換え受精卵の開発や、遺伝子組み換え受精卵を女性の子宮に着床させることは禁止されている。

実験に際し、同チームはCRISPR-Cas9と呼ばれる技術の使用を計画しているが、同技術については、ゲノム編集によるデザイナーベビーの創造に使用される可能性があるとして、既に世界的な論争の議題になっている。

ニアカン氏は、ヒトの生殖作用で使用する目的で受精卵の遺伝子組み換えを行う意図はなく、健康なヒト受精卵の発展について科学的知識を深め、長期的に体外受精(IVF)などの不妊治療向上に役立てたいと、述べた。

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