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日立を格下げ方向のクレジットウォッチに指定、米IT買収で=S&P

4月1日、格付け会社S&Pグローバル・レーティングは日立製作所の長期・短期発行体格付けを引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。写真は日立のロゴ。ジュネーブで2020年9月撮影(2021年 ロイター/Arnd Wiegmann)

[東京 1日 ロイター] - 格付け会社S&Pグローバル・レーティングは1日、日立製作所の長期・短期発行体格付けを引き下げ方向の「クレジット・ウォッチ」に指定した。システム開発を手掛ける米グローバルロジック(カリフォルニア州)の買収資金が巨額で、日立の資産売却の進捗次第で、1段階の格下げの可能性があるという。

S&Pは、日立の資産売却が進まず有利子負債での買収資金調達の割合が高まる場合、主要財務指標が現在の格付けで許容できる範囲に収まらない可能性が高いとしている。

S&Pの試算では、スイスの重電大手ABBのパワーグリッド(送配電)事業の巨額買収などで、2021年3月期末の日立の有利子負債の対EBITDA(償却前営業利益)倍率は約2.5倍まで悪化。仮に資産売却が進まない場合、同倍率は2022年3月期末も格下げの目安である2倍を上回る可能性が高いとS&Pはみている。

S&Pによる日立の長期発行体格付けは「A」、短期格付けは「A-1」。

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