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年末休暇シーズンの米小売売上高、7.6%増=マスターカード

 12月26日、米マスターカードが発表したリポートによると、年末休暇シーズンの大半を占める11月1日から12月24日の期間の米小売売上高は7.6%増加した。ニューヨークのマンハッタンで24日撮影(2022年 ロイター/Jeenah Moon)

[26日 ロイター] - 米マスターカードが26日発表したリポートによると、年末休暇シーズンの大半を占める11月1日から12月24日の期間の米小売売上高は7.6%増加した。大幅値引きで消費者の購買意欲が高まった。

伸び率はマスターカードが9月に予想した7.1%を上回ったが、昨年の8.5%から鈍化した。数十年ぶりの水準にあるインフレや金利上昇、景気後退(リセッション)への懸念が消費者を慎重にさせた。

アマゾン・ドット・コムやウォルマートなどの小売大手は、在庫の余剰を解消して通常の水準に戻すため、休暇シーズンに大幅な値引きを実施した。

この結果、感謝祭からサイバーマンデーまでの5日間、玩具から電子機器に至るまで需要が盛り上がった。

ただ、マスターカードの「スペンディングパルス」リポートの約2カ月間の調査期間では電子機器の売上高が5.3%減少した。

一方、アパレルとレストランの売上高は、4.4%と15.1%それぞれ増加し、全体の数字を押し上げた。

オンライン売上高は10.6%増で、昨年の11%増をやや下回る結果となった。

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