[伊勢/志摩 27日 ロイター] - フランスのオランド大統領は27日、主要国首脳会議(伊勢志摩サミット)後の会見で、「われわれは経済危機にはない」との認識を示した。
同大統領は「われわれは危機にはないが、再発しないという意味ではない」と指摘。2008年は真の危機だったとし、「これまでの危機の要因に対応してきた」と述べた。
大統領はまた、英国が欧州連合(EU)から離脱した場合、世界経済にとって悪いニュースだと指摘。「資本移動を招くとともに一部の活動の移転につながり、英国や欧州にとって利益とならない」と語った。
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