October 28, 2014 / 11:43 AM / 4 years ago

ホンダ、海外生産の一部を国内に回帰検討

[東京 28日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は世界中にある生産拠点の相互補完体制を見直す一環として、生産の一部を日本に回帰させる検討を進めていることを明らかにした。これまで生産の現地化を進めてきたホンダの日本国内からの輸出比率は数%に低下しているが、再び10─20%に高める考えだ。

同社はここ数年、世界の生産体制の拡充を進めてきた。「仕込みにメドがついた」(ホンダ関係者)と見て、相互補完体制の強化に乗り出す。この一環として「現在、日本からの輸出はほとんどなくなったが、10─20%を戻す考え」(ホンダ幹部)だという。工場の新設などは想定しておらず、稼働率の向上で対応する構えだ。

ホンダ関係者によれば、各地域で得意とする車種を、他の地域のニーズに応じて輸出することを想定しているという。また、ある幹部によれば、小型車「フィット」を米国に輸出しているメキシコでの生産キャパシティが不足した場合、日本からも補完的にフィットを米国に輸出できるような体制にすることも考え得るという。「(地域ごとに融通する)台数をフレキシブルに変える」構想だという。

同社の岩村哲夫副社長は28日の中間決算会見で、為替への耐性強化について「(工場を進出した)現地での(部品などの)調達率を高めたり、付加価値を高める」ことが基本だと指摘。円やドルといった通貨間でのバランスも必要だと述べ「最終形としては、各地域で生産するものの10─20%を補完、輸出入する枠組みをつくる」と表明していた。

平田紀之

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