July 29, 2014 / 7:09 AM / 5 years ago

ホンダ、円安で今期営業益予想を7700億円に上方修正

[東京 29日 ロイター] - ホンダ(7267.T)は29日、2015年3月期の連結業績予想を上方修正すると発表した。営業利益は前期比2.6%増の7700億円となる見通し。従来は7600億円を見込んでいたが、為替の影響で100億円上積みする。

 7月29日、ホンダは2015年3月期の連結業績予想を上方修正すると発表した。29日撮影(2014年 ロイター/Toru Hanai )

トムソン・ロイターのスターマイン調査がまとめたアナリスト27人の予測平均値は8034億円で、会社予想はこれを下回っている。

通期の想定為替レートは1ドル=101円(従来は100円)、1ユーロ=136円(同135円)と円安方向に見直した。

売上高予想は12兆8000億円。過去最高を見込んでいた従来計画の12兆7500億円からさらに500億円増やす。純利益予想も6000億円(同5950億円)に上方修正し、これまでの過去最高だった08年3月期とほぼ肩を並べることになる。

通期の四輪車の世界販売計画は従来予想の483万台を維持する。日本、北米、欧州など主要地域別でも従来のまま変更はない。一方、二輪車の世界販売計画は1808万台とし、従来の1824万台から下方修正した。アジアなどの見通しを引き下げたため。

   <北米では新機種投入に遅れ>

岩村哲夫副社長は会見で、四輪車の国内販売について、消費増税前の駆け込み需要の反動減による影響は「軽微に収まっている」と述べ、4月以降の受注は月を追うごとに「回復しつつある」と説明、「夏休み過ぎには前年並みに持っていけるのでは」との見通しを示した。

一方、北米事業については4―6月期が営業利益で前年同期比6.0%減、販売も同3.1%減となった。岩村副社長は、新規に立ち上げたメキシコ工場で生産している新型「フィット」や、高級車ブランド「アキュラ」の新機種で投入に遅れがあったためと説明した。インセンティブ(販売奨励金)の動向は今後、「若干増える部分もあるが、増えても昨年比で100ドル増えるかどうかだ」と語った。

同時に発表した14年4―6月期の連結決算(米国会計基準)では、売上高は前年同期比5.4%増の2兆9882億円となり、4―6月期として過去最高となった。営業利益は7.1%増の1980億円、純利益は同19.6%増の1465億円だった。

<米での調査リコールは300万台に>

  また、岩村副社長は、タカタ製エアバッグの不具合による米国の地域限定での調査リコール(無償回収・修理)対象が約300万台になる見通しと明らかにした。

リコール費用について金額は明らかにしなかったが、4―6月期に引き当てし、通期では戻し入れ計上する予定という。タカタ側への求償に関しては「これからの交渉事になる」とした。

今後、タカタ製エアバッグを使い続けるかどうかに関しては「供給量は非常に大きな判断材料になるし、品質という観点からもいろいろと検討、見直しをしている状況」と語った。

*内容を追加して再送します。

白木真紀

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