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ホンダジェット、19年3月末に年産80機体制 3倍に増産へ

 11月12日、ホンダは小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を今後3年間で段階的に増産する方針。ホンダエアクラフトカンパニーの藤野社長(写真)が明らかにした。米ノースカロライナ州で11日撮影(2016年 ロイター/Maki Shiraki)

[グリーンズボロ(米ノースカロライナ州) 12日 ロイター] - ホンダ7267.Tは小型ビジネスジェット機「ホンダジェット」を今後3年間で段階的に増産する方針。現在は月産2―3機程度だが、2019年3月末に月産6―7機に増やし、フル生産に近い年産約80機体制にする。

好調な受注を受け、生産を早めて納入までの時間短縮を図る。

ホンダジェットを手掛ける、同社の航空機事業子会社、ホンダエアクラフトカンパニー(米ノースカロライナ州)の藤野道格社長が明らかにした。来期初めには月4機、来期終わりには月5機を安定して生産できるようにし、「18年度末にはフル生産に近い80機レベルにもっていきたい」と述べた。取引先の部品メーカーと連携し、生産スピードを早める考えだ。

ホンダジェットは最大7人乗り(乗員1人含む)で、価格は450万ドル(約4億8000万円)。経営者や富裕層を主要顧客としており、これまで欧米などを中心に100機以上の受注がある。昨年12月から顧客への納入を始め、今年10月末までに18機を引き渡した。17年には60機の納入を予定している。

*写真を差し替えます。

白木真紀

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