December 17, 2015 / 5:32 AM / 4 years ago

香港が政策金利を25bp引き上げ、米利上げに追随

 12月17日、HKMAはFRB利上げを受け、政策金利を引き上げた。写真は香港セントラル地区の銀行。11月撮影(2015年 ロイター/Bobby Yip)

[香港 17日 ロイター] - 香港金融管理局(HKMA)は17日、米連邦準備理事会(FRB)の利上げを受け、政策金利を引き上げた。今後の引き締め局面で香港経済は、資本逃避や不動産市場の低迷などの課題に直面する可能性がある。

HKMAは、政策金利である基準金利を25ベーシスポイント(bp)引き上げ、0.75%とした。香港は香港ドルを米ドルにペッグさせているため、金融政策を米国と連動させている。

HKMAのチャン長官は政策決定後に、緩和策によりこれまで流入していたホットマネーの引き揚げ見込まれ、資本が緩やかなペースで流出する可能性がある、との認識を示した。

同長官は、米国と香港の金利が通常水準に戻るなか、予想される衝撃や調整に対応するため、信用や流動性に加え、他のリスクを管理するために必要な準備を行うべきだ、との考えを示した。

香港の不動産価格は2008年以降2倍超値上がりしたが、利上げ観測を背景に既に圧迫されていた。アナリストは、中国の景気次第では、不動産市場は一段と低迷する可能性がある、と指摘している。

オーストラリア・アンド・ニュージーランド銀行(ANZ)のレイモンド・ユング氏は「香港が来年、資本逃避に直面するかは、米利上げペースだけでなく中国経済にも左右されている」と指摘。不動産市場は中期的にある程度の圧力を受ける可能性がある、との認識を示した。

東アジア銀行(香港)のチーフエコノミスト、ポール・タン氏は「(資本は)不動産市場に流入する代わりに流出する可能性があり、それによって消費者信頼感が低下する可能性がある。来年の香港経済はさほど良くない可能性が考えられる」と指摘した。

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