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[香港 12日 ロイター] - 中国本土への容疑者引き渡しを可能にする「逃亡犯条例」改正を巡る抗議活動が続く香港で12日、警察がゴム弾や催涙スプレーを使用し立法会(議会)の建物付近のデモの鎮圧に乗り出した。
「逃亡犯条例」改正案を審議する立法会の建物の周辺には、数万人の抗議者が集まり、立法会は2回目の審議の延期を余儀なくされた。
警官隊はペットボトルなどを投げつけるデモ隊の一部にゴム弾や催涙ガスを発射。現場は大混乱に陥り救急車が出動した。
警察はデモ参加者に、抗議活動を中止しなければ「武力行使する」と警告した。
香港警察の盧偉聴長官はプラスチック弾を使用していることを認め、デモ隊に暴力をやめるよう訴えた。
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