July 9, 2020 / 4:49 AM / a month ago

豪、香港との犯罪人引き渡し条約停止 香港市民のビザ延長も発表

[シドニー 9日 ロイター] - オーストラリアのモリソン首相は9日、中国が香港への統制を強める「香港国家安全維持法」(国安法)が施行されたことを受け、香港との犯罪人引き渡し条約を停止すると発表した。香港市民に対するビザ(査証)延長などの措置も明らかにした。

モリソン首相は、国安法施行によって状況が根本的に変化したと判断し、犯罪人引き渡し条約の停止を決めたと説明した。同法の下では、容疑者は中国本土で裁判にかけられる可能性がある。

首相はその上で「香港市民の中には、別の土地で自身のスキルを生かして新しい生活を始めたいと希望する人もいるかもしれない」とし、豪在住の香港市民の滞在を支援する措置を発表した。

香港からの留学生は卒業後5年間、豪国内での滞在が認められ、その後永住権を申請することができる。一時就労ビザで滞在している香港市民も、5年のビザ延長とその後の永住権申請が可能になる。

モリソン首相によると、豪国内には現在、学生ビザと一時就労ビザで1万人の香港市民が滞在している。

豪政府は、アジアの拠点を香港に置いている金融サービスや、コンサルティング、メディアなどの企業の移転も誘致する方針を示し、インセンティブや従業員の異動に必要なビザを提供するとした。

国安法施行を受けた措置としては、カナダ政府も先週、香港との犯罪人引き渡し条約停止を発表している。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below