December 6, 2019 / 4:34 AM / 6 months ago

〔GRAPHIC〕中国本土からの香港株投資が急増

[上海 6日 ロイター] - 中国本土の投資家による香港株への投資が今年、急増している。香港株は抗議デモや米中貿易戦争の影響で軟調に推移しており、本土の投資家が安値拾いの買いを入れている。

香港証券取引所のデータによると、本土の投資家は11月までの9カ月間、香港株を買い越している。

本土株・香港株の相互取引を通じた1─11月の香港株への資金純流入額は2080億香港ドル(265億8000万ドル)。昨年1年間の830億香港ドルを大幅に上回っている。

香港では抗議デモで観光・小売り・不動産セクターが打撃を受けており、香港ハンセン指数は、海外の株式市場との比較で軟調に推移している。

香港株のバリュエーションは3年ぶりの低水準付近。投資家のリスク志向全般は低下しているが、本土の投資家は安値拾いの好機とみている。

本土と香港に重複上場している銘柄の価格差を示すAHプレミアム指数によると、香港上場株は本土上場株より平均で20%以上割安となっている。

例えば、通信大手の中興通訊(ZTE)の4日の取引価格は、深セン上場株が31.18元、香港上場株が20.9香港ドルと、香港上場株が40%近く割安。

ただ、香港で事業を展開する企業は敬遠され、主に香港以外での収入や利益が多い本土系企業の株式が買われる傾向がある。

本土の投資家の人気が高い銘柄の1つが、中国のネット出前サービス大手、美団点評。株価は今年2倍以上に値上がりしている。相互取引の対象銘柄となり上昇に弾みがついた。

中国の火鍋レストランチェーンの海底撈国際も今年、株価が2倍に上昇。中国政府が景気対策の一環で追加の消費喚起策を打ち出すとの期待が背景だ。

香港株式市場では、本土の投資家の存在感が増しており、数十社の企業では、本土の投資家が株式の20%以上を保有している。

アナリストは、本土の投資家による香港株投資が長期的にさらに増える余地があると分析している。本土の投資家の株式保有比率は相対的にまだ低く、アリババなどハイテク大手の上場で香港市場の魅力も増している。

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