August 30, 2019 / 3:25 PM / 24 days ago

香港の7月小売売上高は前年比11.4%減、デモ激化で3年半ぶり大幅減

[香港 30日 ロイター] - 香港政府が30日発表した7月の小売売上高は前年比11.4%減となり、2016年2月以来の大幅な落ち込みとなった。「逃亡犯条例」の改正案に反対する抗議デモが6月中旬に激化し、消費者心理が冷え込んだほか、観光客が減少したことが響いた。

小売売上高は344億香港ドル(44億米ドル)と、6カ月連続で減少。減少ペースは前月の6.7%から加速した。数量ベースでは13%減。前月は7.6%減だった。

1─7月の小売売上高は前年同期比3.8%減。数量ベースでは4.4%減となった。

政府報道官は「抗議デモが収束しなければ、状況は一段と悪化する恐れがある」と警告。米中貿易戦争に加え、経済情勢が低調となっていることが引き続き消費者心理の重しになっていると述べた。

香港政府が今月16日に発表した第2・四半期の域内総生産(GDP)改定値は前期比0.4%減。政府は同日、19年の経済成長率予測を2─3%から0─1%に下方修正することを確認した。

抗議デモの激化を受け、日本のほか、英国やシンガポールなどが香港への渡航注意を呼び掛ける中、観光客が減少。業界団体によると、ホテル稼働率は6月は前年比20%低下した。7月は40%低下したとみられている。

中でも中国本土からの観光客が激減。香港インバウンド・トラベル・アソシエーションのPaul Leung会長は「中国本土からの観光客は8月は90%を超える落ち込みとなった」と指摘。団体ツアーの数は1日当たり14件と、昨年の同じ時期の300─400件から激減していることを明らかにした。

香港政府観光局によると、7月に香港を訪れた観光客は前年比4.8%減の519万7000人。減少は18年1月以来初めてで、減少率は16年8月以来の大きさとなった。

中国本土からの観光客は7月は5.5%減。全体に占める割合は80.1%だった。

7月の小売販売は品目別では、宝飾品や時計のほか高額贈答品が24.4%減。前月は17.1%減少していた。医薬品と化粧品は16.1%減と、前月の4.5%減から加速。百貨店売上高は10.4%減。前月は6.0%減少していた。

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