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リンゴ日報廃刊、「メディアの自由にとり悲しい日」=バイデン氏

バイデン米大統領は6月24日、 香港の民主派系新聞、蘋果日報(リンゴ日報)が廃刊となったことに関して「メディアの自由にとり悲しい日だ」と述べ、中国による抑圧が一段と強くなっていることを示していると懸念を示した。写真は香港で、最終発行となった24日付の同紙を買い求める人々(2021年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港/ワシントン 24日 ロイター] - バイデン米大統領は24日、 香港の民主派系新聞、蘋果日報(リンゴ日報)が廃刊となったことに関して「メディアの自由にとり悲しい日だ」と述べ、中国による抑圧が一段と強くなっていることを示していると懸念を示した。

リンゴ日報は24日、最後の新聞を発行して26年の歴史に幕を閉じた。香港国家安全維持法(国安法)に基づいて当局に資産を凍結され、廃刊に追い込まれた。

バイデン氏は声明で「香港の人々には、報道の自由という権利がある。にもかかわらず、中国政府は基本的な自由を否定し、香港の自治と民主的な制度やプロセスを攻撃しており、国際社会における義務と矛盾している」と指摘した。

「香港と世界のメディアの自由にとって悲しい日だ」と述べ、リンゴ日報は香港において必要とされる独立したジャーナリズムのとりでだった」と説明。「逮捕や脅迫、そして言論の自由を罰する国家安全法の施行により、中国政府は独立したメディアを弾圧し、反対意見を封じ込めるための権力行使に固執している」と述べた。

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