[29日 ロイター] - 希少疾患用バイオ医薬品メーカーのホライゾン・セラピューティクスは29日、米バイオ医薬品大手・アムジェン、仏サノフィ、および米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)が同社買収に関心を寄せており、取締役会が協議を行っていると明らかにした。
これを受けて、時間外取引で株価は31%上昇した。
ホライゾンは希少疾患用の薬品を製造している。時価総額は約180億ドル。協議は初期段階で、買収提案が行われるかは不透明という。
買収に関心を寄せている3社は、今年に入り企業買収を活発に行っている。
アムジェンは10月に同業のケモセントリックスを40億ドルで買収した。J&Jも今月、人工心臓メーカーの米アビオメッドを166億ドルで買収することで合意したと発表した。
サノフィは今年に入り、アムニックス・ファーマシューティカルズの買収を完了。買収額は約10億ドルだった。
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