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GoToはシンプルな設計を、訪日客の戻り鈍い=星野リゾート代表

星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路代表は13日、オンライン会見で、政府が再開を検討している「GoToトラベル」事業について、シンプルな設計で、訪日観光客によるインバウンド需要が回復するまで長く継続できる制度にするべきと語った。写真は都内で昨年4月撮影(2021年 ロイター/Akira Tomoshige)

[東京 13日 ロイター] - 星野リゾート(長野県軽井沢町)の星野佳路代表は13日、オンライン会見で、政府が再開を検討している「GoToトラベル」事業について、シンプルな設計で、訪日観光客によるインバウンド需要が回復するまで長く継続できる制度にするべきと語った。

昨年実施したGoToトラベルの反省を踏まえ、需要を盛り上げるのではなく下支えすることや、曜日や期間、金額などで補助率などを変えないシンプルな設計にすることなど4つの提言を行った。前回、途中でGoTo事業が中止になった際には事務処理が膨大になったこともあり、ワクチン・検査パッケージの導入で、感染拡大期にも継続可能性が高い制度設計を求めた。

星野代表は、GoToでは、高級とされる宿泊施設の恩恵が大きく、中小・零細には恩恵が乏しかったと言われていることについて「実際は、観光地や温泉地は中小・零細から大手まで恩恵があった。逆に、都市部のホテルのダメージが大きかった」と指摘。都市部のホテルや沖縄県など需要減が大きな地域への重点対応も行うべきだとした。

インバウンド需要については、コロナ禍前に比べて2022年に15%、23年に40%、24年に70%、25年に100%という戻りの予想を示した。

希望する人へのワクチン接種が11月に終わる見通しのなか、22年春にかけてワクチン・検査パッケージで訪日客の隔離免除の議論が進むとみている。ただ、どのワクチンを接種しているかなど、隔離免除は地域によって差が出てくることも予想され「訪日客は簡単には戻らない」との見方をしている。

都市部のホテルはインバウンド客に支えられていた部分も大きく、こうした側面からも、期間の長い下支え策が必要とした。

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