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アベノミクスは曲がり角、マイナス金利効果に疑問=民主政調会長
2016年1月29日 / 09:43 / 2年後

アベノミクスは曲がり角、マイナス金利効果に疑問=民主政調会長

[東京 29日 ロイター] - 民主党の細野豪志政調会長は29日、ロイターのインタビューで、甘利明・前経済再生担当相の辞任は、アベノミクスが曲がり角にきていることの象徴だとの見方を示した。

 1月29日、民主党の細野豪志政調会長(写真)は、ロイターのインタビューで、甘利明・前経済再生担当相の辞任は、アベノミクスが曲がり角にきていることの象徴だとの見方を示した。2012年6月撮影(2016年 ロイター/Yuriko Nakao)

日銀によるマイナス金利の導入とともに、現在のマクロ経済政策は、実体経済を押し上げる効果はほとんどないと述べた。

細野政調会長は、アベノミクスは株高・円安に支えられてきたとしたうえで、安倍晋三政権が発足して3年が経過し、「特に株高については明らかに曲がり角にきている」とし、さらに「金融緩和で景気を良くすることの限界、むしろリスクが出てきている」と指摘した。

日銀の金融政策について、年末に大きな動きがなかったため、ここでもう1つサプライズが必要だと考えたのだろうとし、「ただ、これで本当に銀行が貸し出して、設備投資が増えるとか実体経済が盛り上がる、デフレが止まる効果があるのかというと、これだけ緩和して効果が出ないのだから、さらに著しい効果が出てくるとは思えない」と述べた。

金融緩和のリスクとしては「端的に副作用のリスクが出てくるのは、国債の買い取り。これだけ政府が赤字を出して、それを中銀が引き受けるという構図、モデルは長くは続かない」と語った。

甘利氏については「実績のある方なので、個人的には残念」としながらも、辞任をもって一件落着とはならないとし、あっせん利得の可能性も含め「しっかり国会で議論していくべき」とした。

環太平洋連携協定(TPP)が今国会の最重要テーマであり、閣僚ではなくなったとしても、甘利氏に国会で答弁してもらう必要があるとした。

宮崎亜巳 編集:田巻一彦

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