February 20, 2019 / 4:59 PM / a month ago

英当局、ファーウェイ使用リスクは制御可能 「不正証拠ない」

[ブリュッセル/ロンドン 20日 ロイター] - 英国家サイバーセキュリティーセンター(NCSC)のトップ、キアラン・マーティン氏は20日、中国通信機器大手、華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]製品を使用するリスクは制御可能との認識を示すとともに、同社の不正行為を示す証拠はこれまでのところないと述べた。

 2月20日、英国家サイバーセキュリティーセンターのトップ、キアラン・マーティン氏は、華為技術(ファーウェイ)製品を使用するリスクは制御可能との認識を示した。北京で1月撮影(2019年 ロイター/Jason Lee)

マーティン氏はサイバーセキュリティーに関する会合で「われわれはリスク制御策を提示しており、そのことは報告書に詳しく記載されている」と指摘。その上で「もしファーウェイの不正行為を裏付ける証拠があるのなら、私はそれを報告する義務がある。しかしわれわれはまだ(そうした報告を)行う必要はない」と語った。

米国側から同社と中国政府との不正なつながりを示す証拠が提示されたかとの質問には、米国が持っている情報については米国がコメントすべきと述べるにとどめた。

米上院情報委員会の民主党トップ、マーク・ワーナー議員は、英国側の主張の根拠を一層理解したいとした上で「法の支配を尊重せず、国内企業を超法規的に常時監視するような国の製品に絡む供給網リスクについて、その回避に向け米国やその同盟国は同じ立場を共有する必要がある」と述べた。

ファーウェイからのコメントは得られていない。

マーティン氏は国内の次世代通信規格「5G」網のセキュリティー政策に関して何も決まっていないと説明。政府が分析を終える春に決めるとした。

ファーウェイの機器については詳しく監視する対象としており、政府が利用場所を厳しく管理していると指摘。「自国のファーウェイ監視体制は世界で最も厳しいとほぼ間違いなく言える」と述べた。

安全保障当局は昨年7月、ファーウェイが生産した機器に付随する技術的問題と供給網上の問題で、英国の通信網は新たな安全保障上のリスクに直面したと警告している。

この報告についてマーティン氏は「これらの問題は中国の敵対活動を示すものではない」との認識を示した。

ファーウェイは問題対応を約束したが、数年かかるとの考えも語った。

*内容を追加しました。

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