[上海 3日 ロイター] - 米国に本部を置く電気電子技術者協会(IEEE)は3日、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)の従業員や子会社に対して研究論文の査読(他の研究者による評価プロセス)への参加を制限した措置を解除したと発表した。
IEEEは前週、米国が安全保障を理由にファーウェイに対する事実上の輸出禁止規制を決めたことを受け、査読に関する参加制限を発表していた。
IEEE中国はウェブサイトに掲載した文書で、米商務省によるさらなる説明を踏まえて解除を決めたと明かした。「われわれのボランティアやメンバーを守り、法的リスクを回避することだけを目的に制限措置を取ったが、関係機関からの指導を受けて法的リスクはなくなった」とした。
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