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関節痛のシベリアトラ、ハンガリーで幹細胞を用いた再生治療受ける

 4月18日、ハンガリーの動物園で絶滅危惧種のシベリアトラが、幹細胞を利用した関節の再生治療を受けた。(2018年 ロイター/Bernadett Szabo)

[セゲド(ハンガリー) 18日 ロイター] - ハンガリーの動物園で18日、絶滅危惧種のシベリアトラが、幹細胞を利用した関節の再生治療を受けた。薬品の投与を減らし、生活の質(QOL)を上げることが期待されている。

手術を受けたのは、13歳のシベリアトラのイーゴリ。同国南部の都市セゲドにある動物園で暮らしており、股関節の痛みに長年苦しんでいた。

治療方法は、皮下にある脂肪から再生能力のある脂肪幹細胞を採取し、培養したものを関節に移植するやり方で、人間向けの再生医療が応用された。

執刀した獣医師は「幹細胞を用いた再生医療は、手術や薬物療法では症状が改善しない患者のQOLを改善することが可能だ」と説明。「人間と同様、イーゴリのすり減った関節は幹細胞の再生能力により、外的物質を投与することなく回復するだろう」と述べた。

手術中、イーゴリは鎮痛剤で落ち着いた様子だったという。数週間後に獣医師が関節の状態を検査することになっている。

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