June 3, 2014 / 9:38 AM / 5 years ago

女性名のハリケーン、男性名より死者多い傾向=米調査

 6月2日、米国で発生したハリケーンのうち、女性の名前が付けられたハリケーンの方が死者数が多かったとの調査結果を、イリノイ大学の研究チームが発表した。写真はハリケーン「サンディ」による被害の様子。バージニア州で2012年10月撮影(2014年 ロイター/Kevin Lamarque)

[ニューヨーク 2日 ロイター] - 米国で発生したハリケーンのうち、女性の名前が付けられたハリケーンの方が死者数が多かったとの調査結果を、イリノイ大学の研究チームが2日発表した。

女性名を持つハリケーンの方が危険度が低いと無意識に考えられ、結果的に避難せずに被災する人が増える可能性があるという。

研究チームが1950─2012年に発生したハリケーンの被害を調べたところ、被害の大きかったハリケーンのうち、女性らしい名前のハリケーンの方が、男性らしい名前のハリケーンに比べて犠牲者数が多かった。調査結果は米国科学アカデミー紀要に発表された。

研究チームは複数の実験を行い、そのうち一つは、実験参加者346人にハリケーンの名前だけを伝え、その強度を予想してもらうという内容。その結果、男性名を持つハリケーンの方がより強いとの予想が多かったという。

同大学のシャロン・シャビット教授は、ハリケーンの危険度を判断する際、市民らは男性と女性の行動に対する自身の考えを応用するようだと指摘。このため「『ベル』や『シンディ―』など、女性らしい名前の付いたハリケーンは、それほど猛威を振るわないように思える」と述べた。

米国立ハリケーンセンター(NHC)は1953年からハリケーンに人間の名前を与えている。当初は女性の名前のみを使用したが、1979年に「ボブ」という男性名を初めて使った。その後は男女の名前を交互に与えている。

0 : 0
  • narrow-browser-and-phone
  • medium-browser-and-portrait-tablet
  • landscape-tablet
  • medium-wide-browser
  • wide-browser-and-larger
  • medium-browser-and-landscape-tablet
  • medium-wide-browser-and-larger
  • above-phone
  • portrait-tablet-and-above
  • above-portrait-tablet
  • landscape-tablet-and-above
  • landscape-tablet-and-medium-wide-browser
  • portrait-tablet-and-below
  • landscape-tablet-and-below