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米IBM、ロシア事業を段階的に縮小 従業員レイオフ開始=メモ

6月7日、米IBMがロシア事業を縮小しつつあり、従業員のレイオフを開始したことが社内メモで分かった。写真はIBMのロゴ。バルセロナで2019年2月撮影(2022年 ロイター/Sergio Perez)

[ストックホルム 7日 ロイター] - 米IBMがロシア事業を縮小しつつあり、従業員のレイオフを開始したことが社内メモで分かった。メモは先週従業員に送られ、7日にロイターが入手した。

IBMはロシアのウクライナ侵攻を受け、同国での事業を停止していた。他の多くの企業もロシア事業を停止しており、完全撤退を発表している企業も多い。

IBMのクリシュナ最高経営責任者(CEO)はメモで「戦争の影響が広がり続け、長期的な波及を巡る不透明感が高まっており、ロシア事業の秩序ある段階的な縮小を行うことを決定した」と述べた。

同氏は先月初め、制裁が強化される中、ロシアの従業員にいつまで給与を支払えるか分からないとロイターに語っていた。

IBMの広報担当者によると、ロシアの従業員数は数百人。

クリシュナ氏は、数カ月にわたり不透明な状況に置かれてきたロシア従業員をねぎらい、支援を提供するためにあらゆる妥当な措置を取る方針を表明した。

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