September 29, 2015 / 4:31 AM / 4 years ago

アイカーン氏がFRBを批判、ゼロ金利は「危険な道」

[ニューヨーク 29日 ロイター] - 著名投資家のカール・アイカーン氏はロイターとのインタビューに応じ、ゼロ金利の継続は経済・金融市場に意図しない影響を及ぼすと指摘、米連邦準備理事会(FRB)への批判を強めた。

同氏は「(FRBは)自ら歩んでいる道がいかに危険か理解していない」とし「どこに向かうか分からない。非常に危険で、大変なことになる」と述べた。

アイカーン氏はFRBのゼロ金利政策を一貫して批判している。

同氏は、来年の米大統領選で共和党から名乗りを上げているドナルド・トランプ氏への支持も表明した。

同氏は、市場崩壊の可能性に備えヘッジをしているとも発言。

「自分のロングポジションに対し、巨額のヘッジをしている。私はショートポジションかと言われれば、その通りだ。大きなショートポジションを持っている。ただ、それ以上にロングポジションを持っている」と述べ、低金利政策で大きな恩恵を受けていることも認めた。

アイカーン氏は、市場に警鐘を鳴らす理由について、2007年のサブプライム危機の際に大口投資家がもっと警鐘を鳴らしていれば、その後の景気悪化は避けられた可能性があると説明。

29日に公表した「この先危険」と題したビデオでは、FRBの低金利政策を背景に、国内企業のトップが「金融エンジニアリング」に精を出したことで、一段と所得格差が広がっているとの認識も示した。

 9月28日、著名投資家のカール・アイカーン氏はロイターとのインタビューに応じ、ゼロ金利の継続は経済・金融市場に意図しない影響を及ぼすと指摘、米連邦準備理事会(FRB)への批判を強めた。昨年11月撮影(2015年 ロイター/Brendan McDermid)

一般の投資家が「ジャンク債」に投資していることにも懸念を表明。ジャンク債の多くは上場投信を通じて取引されているが、同氏は、市場が悪化した際にジャンク債を売却することがいかに難しいかが理解されていないと指摘。

「映画館で誰かが火事だと叫び、小さな出口が1つしかないようなものだ。平常時は出口に問題ないが、火事だと叫んだ時は出口から出られない。つまり、誰もジャンク債など買わない」と述べた。

*内容を追加します。

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