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中国大手銀5行、第3四半期は4%超の増益 利ざやは縮小

[北京 28日 ロイター] - 中国の大手銀行5行の第3・四半期決算は4%以上の増益となった。国内の不動産市場が低迷する中、融資ポートフォリオの分散が収益を支えた。

中国工商銀(ICBC)の提出書類によると、純利益が前年同期比6.8%増加した。

中国農業銀行は6.4%、中国交通銀行(BoCom)は6.7%、中国銀行(BOC)は4.83%、それぞれ増益となった。

中国建設銀行(CCB) の純利益は8.61%増加し、増益率が最も高かった。

フィッチ・レーティングスの金融機関担当ディレクター、ビビアン・シュエ氏は「大手国有銀行の不動産デベロッパー向け融資は、2022年上半期末で融資総額の3─7%を占め、中小銀行より低い割合となっている」と指摘。「また、大手銀行は主に国有企業や優良デベロッパーに融資している」と語った。

<利ざやは縮小>

一方、銀行の収益性を示す重要指標である純金利マージン(利ざや)は、ICBCが2.03%から1.98%に低下。中国農業銀行が1.96%と、2.02%から低下、BoComが1.50%と、1.53%から低下した。 CCBも2.05%と、2.09%から低下した。

一方、BOCは1.76%から1.77%と小幅上昇した。

ダイワ・キャピタル・マーケッツの銀行アナリスト、マイケル・ゼン氏は「全体的な信用需要が低迷しているため、中国の銀行は融資金利を下げてお金を貸し出す必要があり、利ざやに圧力がかかっている」と指摘。第4・四半期にはセクター全体で一段と利ざやが縮小すると予想している。

不良債券比率は、ICBCと中国農業銀行が9月末時点で1.4%と、6月末時点の1.41%から小幅低下。BoComは1.41%で、1.46%から低下。BOCは1.31%で、1.34%から低下。CCBは1.4%で横ばいだった。

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